履くだけでしっかりダイエットができると評判の着圧レギンスですが、検索してみるとメンズ用やレディース用、加圧シャツなどいろんな種類が出てきます。
毎日履くものだから、せっかく買うなら自分に合ったものを選んで、最大の効果を期待したいですよね。
この記事ではメンズ用とレディース用の違いや特徴、自分に合う着圧レギンスの選び方をご紹介します。
そもそも着圧レギンスとは?
着圧レギンスとは下半身の筋肉に圧力をかけることで、日常的にダイエット&体型補正ができるアイテムです。
筋肉を鍛えるスポーツ科学と補正下着の美容科学が協力して生まれました。
日常生活の中で筋肉にゆるい負荷をかけられるように設計され、履いて生活するだけで筋トレをしている状態になります。
筋肉に負荷をかけるために必要な場所だけに圧力がかかるようになっているため、体力的にキツすぎる心配もありません。
加圧シャツと比べて効率がいいのもポイント
人間の筋肉は下半身に7割が集中しているので、ダイエット目的なら下半身の筋肉を刺激するほうが効率がいいのです。
ダイエットの黄金法則『基礎代謝を上げる』
成功するダイエットのコツは、脂肪を燃焼する「基礎代謝」を上げることです。
同じカロリー消費でも、基礎代謝が高いと運動時間が少なくて済みます。
着圧レギンスを履いていると筋肉が刺激されるので、常にゆるい運動をしている状態になります。
そのおかげで基礎代謝が上がり、脂肪が燃焼する痩せやすい体が作られていくのです。
着圧レギンスを履きながら散歩したり、階段を登ったり、家事をしたりするだけでも加圧トレーニングになります。
一度基礎代謝を上げれば痩せる習慣がつくので、リバウンドが起きにくいのも嬉しいところですね。
自然に毎日300カロリー痩せていく
着圧レギンスを履いて生活すると、なにも履かないときに比べて、毎日約300カロリーずつ消費する計算になります。
毎日の食事で300カロリーを制限しようと思うと、調理を工夫したり食べたいものを我慢したりと大変ですよね。
運動でも、300カロリーを消費するにはなわとびを毎日40分続けなければいけません。
着圧レギンスなら、履くだけで確実に毎日300カロリー消費できるので、面倒くさがりな人も忙しい人も続けられると思います。
レディース(女性)用着圧レギンスの特徴と効果
女性の筋肉量に合わせて作られている
女性は男性ホルモンが少なく、筋肉の成長が抑えられるようにできています。
プロテインを飲んで筋トレしても、男性と同じようにムキムキにならないのはそのせい。
筋肉が少ないぶん必要な刺激も男性より小さくなるので、圧力は弱めに設計されています。
とはいえ、女性の筋肉には十分な刺激なので心配は不要。
必要な圧力はしっかり与えてくれます。
女性の体型に合わせている
女性の体型は、男性より皮下脂肪が多いので丸みを帯びています。
上半身は幅が小さく、下半身の幅が大きいのが特徴です。
妊娠して赤ちゃんがお腹で大きくなっても支えられるように、骨盤が男性より大きくできています。
この体型に合わせて設計されているので、締めつけてもボディラインは崩れず、むしろ補正下着のような効果が期待できます。
もし男性がレディース用を着用すると…?
まず入らないと思いますが、なんとか着たとしても股の部分と太ももの部分がきつくて着ていられないと思います。
お尻の部分は女性用の方が大きく作られているので、布が余ってしまって筋トレになりません。
加圧は時間をかけてゆっくりやることに意味があるので、強い刺激を求めて女性用を着用するなんてことはやめてくださいね。
メンズ(男性)用着圧レギンスの特徴と効果
男性の筋肉量に合わせて作られている
加圧アイテムは、もともとスポーツ用に開発された男性向けの筋トレグッズです。
筋トレに加えて普段も筋肉に刺激を与えたいというユーザーも多く、なにより加圧力が重視されます。
メンズ用の着圧レギンスは、使用する繊維をスポーツ用などより強いものに変えているメーカーもあり、強力さを売りにしているものもあります。
男性の体型に合わせている
男性の体型は骨が太く筋肉が多くつくため、直線的で上半身は大きく下半身が小さいのが特徴です。
骨盤が閉じているので腰回りは小さく、お尻も小さめ。
逆に太ももやふくらはぎの筋肉は発達しており、その形に合わせて設計されています。
もし女性がメンズ用を着用すると…?
男性はお尻周りが小さいので、メンズ用を着用すると女性らしいヒップラインが崩れるおそれがあります。
また、女性は骨盤が大きいため、メンズ用を着用すると無理に骨盤周りの筋肉が強く締めつけられてしまいます。
骨自体は大きさを変えられないので、骨盤が歪むという形で体が対応しようとします。
骨盤が歪むと、内臓が歪んで下腹部がぽっこり出てしまったり、体のバランスをうまく取れなくなって痩せにくい体になってしまいます。
その他にも出産が辛くなったり肩こりに悩まされたりとデメリットしかないので、絶対にやめてくださいね。
(数年前に骨盤ベルトなども流行りましたが、あくまでゆるめに締めるよう指導されていました。)
レディース用とメンズ用の着圧レギンスの違い
基本的にメンズ用の着圧レギンスはレディース用より強い加圧効果があります。
男性と女性の筋肉比は平均して10:7と言われており、女性に比べて約1.4倍の筋肉があります。
筋肉が厚いぶん、強い刺激が必要になるんですね。
着圧レギンスの圧力は筋肉の繊維を横切るように編まれていて、筋肉に負荷をかけるために必要な場所だけに圧力がかかるようになっています。
場所によって繊維の密度や太さが変えられていて、レディース用とメンズ用ではその場所や強度が違います。
開発者の努力を無にしないよう、男性はメンズ用、女性はレディース用を着用しましょう。
自分に合った着圧レギンスの選び方
一番大切なのはサイズ感です。
S・M・Lや身長などで選ぶのではなく、cm単位の細かい表記を確かめてください。
毎日履くものなので不快感がなくずっと使えるのが理想。
早く痩せたいからといって、自分のサイズより小さいサイズを購入しても意味がありません。
逆に、なんとなく購入して大きすぎると加圧効果が薄れてしまいます。
できれば自分のウエスト・ヒップをメジャーで測り、それに合ったものを購入してください。
痩せればサイズも変わってくるので、最初は洗い替えの二着のみ購入するのがおすすめです。
毎日続けるのが大切なので、一着だと効果が半減してしまいます。
また、保冷効果・保温効果などプラスアルファの機能が付いているものもあります。
季節や自分の体質に合わせて選びましょう。
ネットでは明らかに別人の写真を使って「着るだけで1ヶ月でマイナス10キロ!」なんて広告もありますが、そんなはずはありません。
ダイエットの黄金法則は基礎代謝を上げてじわじわ痩せることです。
着圧レギンスはダイエットを確実に成功させる、急がば回れのアイテムと考えてください。
レディース用、メンズ用着圧レギンスについてまとめ
- 男性と女性では骨格筋が違うので、着圧レギンスの構造も違う
- 間違って着用すると健康やスタイルに悪影響なので注意!
- 着圧レギンスはサイズ感選びが大切。メジャーで測定してから購入しよう
着圧レギンスは、正しく使えば間違いなく少しずつ痩せることのできるアイテムです。
せっかく購入するなら毎日ストレスなく続けられるよう、お気に入りの一着を見つけてくださいね。