悩み

あなたのO脚はどのタイプ?O脚度合いをチェックして自分に合った改善方法を知ろう!

あなたのO脚はどのタイプ?自分に合った改善方法を知るため種類とO脚度合いをチェック!

日本人の脚に関して、こんなアンケートがあります。

「あなたはどの脚ですか?」

・普通……51%
・O脚……45%
・X脚……4%

■調査地域:全国
■調査対象:【年齢】20代~30代
■調査期間:2016年05月23日~2016年06月06日
■有効回答数:100サンプル
(株式会社健生調べ)

日本人の8割はO脚だと言われていますが、100人のうち「自分はO脚だ」と自覚している人は45%でした。

このアンケートには「わからない」という回答がないので「普通」と回答した人の中に隠れO脚の人が潜んでいるのかもしれません。

O脚は放っておくと進行するばかりか、「足が太くなる」「むくみやすくなる」「疲れやすくなる」と良いことがありません。

さらに、歳をとってから変形性膝関節症という膝の曲げ伸ばしが辛い病気になってしまうこともあります。

O脚には度合いと種類があり、タイプによって改善方法や対処法が異なります。

自分の脚を正しく知ることが美脚への第一歩です。

今回は、自分でできるO脚度合いと種類のチェック方法を紹介します。

O脚の原因は、主に2つある

1つは骨盤の開き

骨盤は寛骨、仙骨、尾骨の3つの大きな骨からできています。

これら3つの骨もまた、たくさんの小さな骨からできており、骨盤という大きな骨があるわけではないのです。

骨盤の横にある大腿骨は、骨盤の端っこにある寛骨につながっているため、寛骨が開いてしまうと股関節が開き、足が外側に開いてしまうんですね。

出産や立ち方の癖により骨盤が開いていると、O脚になりやすいということになります。

日本人女性に多いタイプとしては、姿勢が悪いことも骨盤が歪む原因になります。

猫背になると、アゴが前に出て体のバランスを取ろうとして骨盤が後ろに傾きます。

すると股関節も外に開き、ガニ股のような形になってしまうのです。

もう1つは筋肉の衰え

意外と知られていない事実ですが、太ももとお尻の筋肉は脚をまっすぐにする役割を果たしています。

とくに、太ももの内側にある内転筋は、立ったり座ったり、脚を閉じたりする役割があります。

この内転筋が弱まっていると、脚がゆるんで外側に開いてしまうためO脚の原因になります。

外側に開いてしまった脚で歩くと、太ももの外側の筋肉ばかりが鍛えられ、どんどんO脚が治りにくい脚になってしまうのです。

この骨盤のクセや筋肉のクセは、長年積み重なると治りにくくなるため、本格的に治したい場合は整骨院や整形外科への通院が必要になります。

自力でまっすぐな脚にするなら、太ももとお尻の筋肉を鍛えることです。

ジムに通いマシンでトレーニングするか、加圧グッズでのトレーニングが有効です。

mari
mari
O脚の主な原因は、出産や立ち方の癖、猫背などからくる骨盤の開きと、内転筋が開いた状態が長く続く筋肉の衰えにあります。

本格的にO脚がひどくなる前に、加圧グッズなど使って自力で太ももとお尻の筋肉を鍛えましょう。

自分でできるO脚の度合いチェック

カンタンO脚確認チェック

まずは、本当にO脚なのかチェックしてみましょう。

  1. 膝を伸ばし、かかととつま先をそろえてまっすぐ立ちます。
  2. スマホを膝に挟みます。
  3. スマホがしっかり挟まって落ちなければ、O脚ではありません。

膝を曲げなければスマホが落ちてしまう人は、O脚と言えます。

たいていの人は当てはまってしまうのではないでしょうか。

mari
mari
私もスマホがストンと落ちてしまいました……。

度合い別O脚チェック

次に、O脚の度合いをチェックしてみましょう。

先ほどと同じように、膝を伸ばし、かかととつま先をそろえてまっすぐ立ちます。

力を入れず自然に立った状態で、鏡で膝とふくらはぎを見てください。

レベル1
膝、ふくらはぎがぴったりとくっつく。
正常な状態です。

レベル2
膝とふくらはぎが軽くくっつく。膝に力を入れるとぴったりとくっつく。
ごく軽度のO脚です。

レベル3
力を入れると膝がぴったりくっつくが、ふくらはぎはくっつかない。
軽度のO脚です。

レベル4
力を入れると膝がかすかにくっつくが、ふくらはぎはくっつかない。
中度のO脚です。

レベル5
力を入れても膝・ふくらはぎともにくっつかない。
重度のO脚です。

これ以外に、つま先を開いても膝・ふくらはぎがくっつかない人は、先天的O脚や、外傷による靭帯や筋肉の損傷の可能性もあります。

整骨院や整形外科を受診することをオススメします。

膝と骨盤の向きでわかるO脚の種類

O脚度合いがわかったところで、今度は種類を見ていきましょう。

ポイントは膝と骨盤です。

画像は左から正常な脚、O脚、X脚、XO脚です。

O脚の種類(正常な脚、O脚、X脚、XO脚)

①膝が内側を向いているタイプ=膝下O脚

改善しやすさ ★★★

イメージ
いわゆる“女の子らしい内股”のO脚です。

骨盤と体の状態
膝下O脚タイプの人は骨盤が前に傾いていて、股関節が内側に向いてしまっています。

体は骨盤の歪みに合わせてバランスを取ろうとするので、肩から背中にかけて反るように後ろに傾き、お腹がぽっこり出てしまいます。

さらにバランスを取ろうとして、アゴが前に出やすくなります。

また、骨盤の歪みのバランスを取るために肩〜背中の筋肉が緊張して“こり”の症状が出ます。

改善方法は?
膝への負担が少ないため変形が小さく、姿勢や骨盤を整えることで改善します。

②膝が正面か外側を向いているタイプ=股関節O脚

改善しやすさ ★★☆

イメージ
いわゆる“ガニ股”のO脚です。

骨盤と体の状態
股関節O脚タイプの人は骨盤が後ろに傾いていて、股関節が外側に向いてしまっています。

体がバランスを取ろうとして、肩から背中は本来のカーブがなく平らになり、額が前に出やすくなります。

また、骨盤自体も前に出やすくなります。

改善方法は?
姿勢や骨盤を整えることはもちろん、太ももの内側の内転筋が衰えていることが多いため内転筋のトレーニングが必要になります。

③膝が正面を向いていて、膝下がハの字に開くタイプ=X脚

改善しやすさ ★★☆

イメージ
脚全体がXのような形になります。

骨盤と体の状態
X脚タイプの人は、最初のO脚確認チェックに当てはまらなかったと思います。

骨盤が前に傾いていますが、①のタイプの人との違いは反り腰のクセ。大腿骨が外側にねじれるので、お尻が出やすくなります。

mari
mari
日本人にはとても少ないタイプです。

改善方法は?
姿勢や骨盤を整えることと、太ももの内側の内転筋、お尻の大臀筋のトレーニングが必要になります。

④膝が内側を向いていて、太もも・ふくらはぎが開くタイプ=XO脚

改善しやすさ ★☆☆

イメージ
股関節から膝までがX脚、膝から下がO脚の混合型

骨盤と体の状態
XO脚タイプの人は、骨盤が前に傾いてお腹が出やすくなります。

また、すねの外側が出っ張るのも特徴です。

度合い別O脚チェックで、膝はつくのに太ももとふくらはぎがつかないという人はこれに当てはまります。

改善方法は?
膝の上と下でねじれの流れが違うので、自力で改善するのは難しいかもしれません。

ねじれ方も人によって違うため対処法も様々。

整形外科の受診がオススメです。

自分に合った対処法でまっすぐな美脚を目指そう

自力で改善が見込める人

度合い別O脚チェックでレベル2〜4、O脚の種類で①〜③に当てはまる人。

着圧レギンスを履いた生活、筋トレすることで改善が見込めます。

O脚を改善するには骨盤補正と、長年のクセで衰えている内転筋を鍛えることが大切になり、着圧レギンスには骨盤補正と内転筋のトレーニング効果があるので、①〜③の人に最適です。

着圧レギンスは独自の編み方で骨盤周りの筋肉を刺激し、ずれた骨盤の位置を正しい位置に戻す補正効果があります。

整骨院で改善することもできますが、一度歪みを直しても習慣によってまた歪んでしまうため、定期的に通う必要があります。

たとえばレベル3なら最低8回レベル4なら最低12回の通院が目安になります。

たいてい初回で回数券の購入を勧められますが、保険が効かないので高額になります。

着圧レギンスを毎日履いていれば歪みが戻ることもなく、安価で効率よくO脚改善の習慣を続けることができます。

自力で改善が難しい人

度合い別O脚チェックでレベル5、O脚の種類で④に当てはまる人。

重度であったり複雑なねじれ方をしているO脚の人は、整骨院や整形外科を受診してください。

関節に変形を起こしている可能性もあるので、自力でストレッチやエクササイズをすると歪みが進行する可能性があります。

レベル5の人で整骨院の通院の目安は24回になります。

mari
mari
こちらも保険が効かないので整形外科をオススメします。

O脚の種類と度合いによる改善方法・対処法まとめ

  • O脚は膝の向きと骨盤の向きで大きく3つに分類できる。
  • 軽度〜中度のO脚は着圧レギンスで骨盤補正&内転筋トレーニング。
  • 重度の人は、整骨院よりも保険の効く整形外科がオススメ。

多くの場合、O脚は骨の問題ではありません。

姿勢の悪さ筋肉の衰え骨盤の歪みなど日々の生活習慣が深く関係しています。

自分のO脚のタイプを理解し、正しい対処法でまっすぐな脚を目指しましょう。

O脚を改善すると足が細くなる?効果的な脚やせ方法をご紹介

脚の太さを気にしてきた私ですが、脚やせダイエットは脚だけ意識しても痩せないということは実感済みです。

しかしO脚を改善すれば脚が細くなるとは知りませんでした。

体が歪んだO脚の状態でいると、歩きながら太ももの外側の筋肉をどんどん鍛えてしまうことになるので、外側の筋肉が無駄に発達してしまうのです。

だから脚の脂肪を落とすのではなく、脚の外側についた無駄な筋肉を落とすことが脚やせダイエットの最短ルートなのです。

mari
mari
あと10年早く知りたかった……。

O脚の人がまず脚やせのためにするべきことは、脚の外側の筋肉をほぐして落とすこと!

これが自力でできる一番簡単な方法です。

お風呂に入ったら、太ももやふくらはぎの外側を意識して、しっかり揉みほぐしてみてください。

最初のうちは硬くて痛いかもしれませんが、これは歪んだ体を支えようと頑張って発達してしまった無駄な筋肉です。

「お疲れ様、もう頑張らなくていいんだよ…」

といたわるようにお役目を終わらせてあげてください。

それと同時に、これからは外側の筋肉を使って歩かないようにする必要があります。

整形外科で治療する手もありますが、少しでも自力でまっすぐな脚にしたいなら着圧レギンスがオススメ。

すでに体が歪んでいるので、歩き方のクセや姿勢は意識するだけではなかなか改善できません。

O脚改善に必要な骨盤補正と内転筋のトレーニングになる着圧レギンス

mari
mari
他の記事で写真を公開しているので見てもらえると分かりますが、私もX脚が悩みで、細身のパンツや膝丈のスカートは履かないようにしていました。

そもそも着圧レギンスを履こうと思ったきっかけはX脚の改善ではなく、下半身ダイエットだったのですが、ビーナスボーテや他の商品にも骨盤矯正機能があり、その結果か、3ヶ月くらいで期間はかかってますが、少しずつ真っ直ぐな脚になってきています。

mari
mari
もともとが結構なX脚だったので、完全な真っ直ぐな脚になるにはそれなり時間がかかりそうです。